ただいま昼休み。周助と二人でお弁当中です。
あれから、レギュラー陣の彼女たちは自然に仲良くなっていった。
そして、嫌がらせもどんどん減っていってるから毎日幸せな日々を過ごしてます!



 

ホスト部の真実
――
前編――

 





「あ、桜乃ちゃ〜ん!」
視界の端に桜乃ちゃんを発見して声をあげる。
「ふぇ?先輩?」
ビクっとしたように振り返る彼女は1年生レギュラー噂の越前リョーマ君の彼女。
竜崎先生のお孫さんの竜崎桜乃ちゃん。
「今日は、みんなでアクセでも買いに行こっかって言ってるんだけど、桜乃ちゃんも来るよね?」
「あ。ハイ!!もちろんです!」
毎週水曜日の放課後はレギュラーとその彼女たちで遊ぶ事になったんだ!
先週は新しく出来たアイス屋さんに行ったなぁ・・。チョコミント美味しかった!!
「周助たちは練習が終わってから来るみたいだから、その間ファミレスに行っとこうよ。」
「あ。分かりましたぁ!!それじゃあ、授業終わったらどこに行けばいいですか?」
「校門前に集合だよ☆」
「はーい。じゃあ、教室に戻りますね〜」
パタパタと走り去る桜乃ちゃんをニコニコしながら見送っていたら後ろから周助が声をかけてきた。

「ん〜?なーに?」
「アクセサリーって、何が欲しい?」
「えー?何がって言われてもね・・。」
「何か欲しいものあるでしょ?」
あ、あるけどね。
「指輪、とか?」
「っ!?」
「あははは。図星?やっぱり指輪が欲しいかぁ。も女の子だね〜。」
いや、そりゃ欲しいけど・・そんな爆笑しながら言われたら何かムカつくんですけど。
しかも女の子だね〜って何を今更。
「よし。じゃあ、お揃いの買おうか?僕が勝手に選んできてあげるのも別に悪くないけど、の趣味があるからね」
「う・・うん。ありがとう」
「わー、が素直だ。」
「・・・うっさい」
「ほらほら、紅くならないでいいから。そろそろ午後の授業始まるから教室戻ろうか」
「あーい」

















放課後。を誘うために4組を覗く。あ、居たいた。
〜、下、一緒に行こうよ」
「あ。。分かったちょっと待ってね」
菊丸の彼女、とはあれからすぐに打ち解けて呼び捨てで名前を呼び合う仲になった。
いや、今はほとんどみんな名前を呼び捨てにしてるか。
そして、あたしとには共通点があったの。それはね、すっごい可愛いものが大好きって事!!
可愛いものがあると我を忘れてしまうくらいに!っと、熱くなっちゃダメね。あ、が出てきた。
「お待たせ!!今日は楽しみだね〜」
「ね〜!あ、は何買うの?」
「ん〜?えっとねぇ・・決めてないやぁ」
「そっか・・」
「え、何?そういうは何買うの?」
「えーっとぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
、顔紅くさせてから目泳がせないでよ。」
「だぁって何か変な気分なんだもん」
「ほら、何を買うのか教えてよ」
「周助がね、お揃いの指輪を買おうかって」
「ほんとにー?良かったね〜。エンゲージリングかぁ」
「いや、別にそういう意味で買うわけじゃないと思うんだけどね・・。
しかもエンゲージって普通女しか付けないよ」
「いーのいーの。ロマンロマン」
「ロマン・・?どこらへんが?」
「あたしのロマンなの!あたしもお揃いで付けたいな」
じゃあ頼めよ・・。と思っている間に校門へ到着〜。
「あ、〜遅いぞ」
「あーゴメンゴメン。」
私たちを発見して声をあげた、このボーイッシュな女の子は今の大石の彼女、坪山 由麻(3年)
「さてと。じゃあ行こうか。杏は先にファミレス行ってるって」
杏って言うのは桃ちゃんの彼女。不動峰のテニス部部長の妹なんだって!!
「ほいよ〜。ったくさ、水曜日は練習無しにしてほしいよね〜」
「由麻、無茶言っちゃダメでしょ」
しっかりもんのこの美人姉さんはタカさんの彼女、白取 愛香(3年)。タカさんもやるねぇ!
まぁ、イチイチ説明するのはめんどうだから一気に説明すると、
手塚の彼女は 岩田 夏実(3年)。
乾の彼女は 伊野 理美(2年)。
海堂の彼女は 服部 佐奈(2年)。
どの子も筋金入りの美人っ子です。女のあたしから見てもドキドキしちゃうような感じなんだ。













「遅いよ〜」
「あ、杏早かったね〜。」
「もっち。15分前から待ってたよ」
「15分間何やってたのさ?」
「ん〜・・。メール?」
何で疑問系?さっさと私たちは席に着いた。
「あたしドリンクバー持って来るね。みんな何がいい?」
夏実が席を立つ。
「あ、じゃああたしも行くよ」
佐奈も一緒に席を立つ。
「あたしウーロン」
「オレンジ〜」
「じゃあ、ミルクで」
「コーラ」
「アイスティー」
「はいはい。んじゃ、行こっか佐奈」
「うん」
ドリンクバーの方へ向かう二人の後姿を見ながらあたしはつぶやいた。
「何かさ、幸せになれたよね〜」
「何なに、、どうかしたの?」
「由麻。だってさぁ、前は毎日学校に来るのがすっごい憂鬱だったんだよ?
だけどさ、今じゃ毎日超幸せじゃん?」
「そうだね〜」
「ね?そう思うっしょ?
「もちろん!!」
「何でノスタルジーに浸らなきゃいけないのさぁ。思い出したくないっての」
「由麻ったら・・」
愛香がたしなめる。すると多分あたしたちに向けられてだろう言葉が横のテーブルからかかった。
「なぁ、自分ら一体何しとるん?」
「暇だったらこれから遊ぼーぜっ」
「「「「「は?」」」」」
誰だろ・・この人たち。
「ねえ、、この人達ホストっぽくない?」
「由麻・・。あんた馬鹿?」
「うっわひどいよ
「けど、ホストに見えないこともないわね」
「愛香〜・・・」
アゴに手をあててジロジロとあっちを見る愛香。結構図太いのかも。
「ただいま〜って何やってんの?変な顔して」
「変な顔とは失礼ね、佐奈」
「理美、怖いからヤメテ」
「何があったの?」
「あ、夏実ぃ〜、あのね、これから遊びに行かない?ってホストっぽい人に声かけられた」
「は?遊びに行かない?ってそれただのナンパじゃん」
「「「「「「ああっ!!」」」」」」
「何今更気付いてんのよ。馬鹿ね」
「あ、あたし今日馬鹿って言われたの二回目〜」
「聞いてないよ由麻。」
話し込んでいるともう一度声がかかった。
「なあ、一緒に遊び、行かへんのん?」
「俺、君たち気に入っちゃったC!一緒に遊びたいんだけど、ダメ?」
わー、すごい。上目遣いをマスターしてる男の子が居る!!あたし越前君だけだと思ってた!((ぉぃ
、感心して見てないでよね」
「え、何で分かった?」
「だって顔に出やすいじゃん!」
「残念ですけどあたしたち、ちゃんと恋人が居るんで、お断りします」
夏実がサラリと男の子たちを流した。
それが、一番奥に居たちょっと偉そうな男の子を刺激してしまったらしい。
「アーン?その恋人ってのは俺様たちよりもいい男なのかよ」
あーーーーーーーーー!俺様って言った!
「ぎゃはははははははははははははっっ」
そしてその言葉が由麻の笑いのツボを刺激してしまった。
「こ、こら由麻。笑わないのっ。あんた笑い出すと止まらないんだから・・」
「ああっ。思い出した。あんたはっ!!」
杏がいきなり声をあげた。
「?・・お前はストリートテニスの・・・」
「橘杏よ。」
「杏。名乗っちゃダメじゃん。何か、桃城みたいだねクセが移ったんじゃないの?」
「あ。やっちゃった。」
ぺロっと杏は舌を出す。
「桃城・・?青学のか?」
関西弁で喋ってる男の子が聞いてきた。
「何で知ってんの?」
「俺は天才やからな」
天才?周助はテニスの天才だったよね〜。テニスしてるとこ、すっごいカッコイイんだぁvv
、さっきから一人の世界に没頭してるけど、戻っておいでよ」
「はうあっ。。別に一人の世界に没頭なんてしてないわよ」
「絶対してたよ」
「なぁ〜、遊び行こうぜ?」
赤毛の男の子がグデっとしながらねだってきた。・・・可愛い!
「だから、あたしらは恋人が居るから嫌だって言ってるじゃん!!」
あ。そうだった。可愛いからってナンパは断った方がいいよね。っていうかゴメン周助。
「だったらその恋人とやらに会わせろよ。俺たちよりいい男なんてそうそう居ないからな」
わー。自意識過剰!!確かにアンタレベルの男は少ないわよね。うん。
「だから〜。何か喋ってよ。」
「あ。、ゴメンね。心の中ですごい突っ込みまくってた。」
「(呆)」
「はぁ・・。練習の邪魔にならなかったらいいけど。分かったわよ。会わせるわ」
「えー?また学校に逆戻りすんの?最悪〜。」
「仕方ないわよ。じゃないと離してくれそうにないもの。この人たち」
「「「「「「「言えてる」」」」」」」















 


**あとがき**

 

うん。なんだろう、コレ。((ぉぃ)結局氷帝の輩を青学に連れて行く事になっちゃいました。
すみませーん?海老カツバーガー頼んだんですが、間違ってませんかぁ?って感じです。(どんなんだよそれ)
あ、そうそうヒロインの欲しいものは指輪でいいんですかね〜?
っていうか何が欲しいか分からなくって・・・。で、考えた末、女の子ってペアリングが好きだよな〜って思って指輪にしました。てへ☆((コラ
不二は指輪が似合いそうな指をしてるのでいいですね〜下手すりゃ女よりキレイな指してますよ。色も白いしね。
この文だけ読み返してみたらひどく女々しい男だなオイ。でも不二は男らしいですよね。ちょっぴり(ちょっぴりかよ)
                                   2004.7.6