それは夕暮れ、誰もいなくなった部活後の部室…。

 

 



×××kiss×××     

 

 



部活後、みんな次々に着替えを終え部室をあとにする。

僕に大石が声をかけた。
「不二、済まないんだけど、今日鍵閉め頼んで良いか?」
ドアの方で英二が「大石はやく!」と叫んでいる。
今日は二人でどこかによって帰るのだろう。
「構わないよ。」
特に急いでるわけでもないのでそう言い。にこりとほほえみ鍵を受け取る。

 


皆着替え終わり、帰り、一人になった僕は帰ろうと部室のドアに手を伸ばした。
すると触れる前にノブが動き、ドアが開いた。
「あれ?越前?」
そこには帰ったはずの越前の姿が有った。

「忘れ物かい?」
聞いても返事がない。
ただじっと僕を見ていた。

外はまだ夕日で明るいのに蛍光灯を消した部室の中は薄暗い。

 


「ねえ、不二先輩…」
越前がやっと声をだした。
「なんだい?」
にっこりとほほえんで返事をすると越前は真面目な顔をしたまま聞いた。
「不二先輩って好きな人いるんっすか?」


あまりにも急なその質問と越前の真面目な顔に僕はなかなか返事をすることが出来なかった。
「ねぇ?先輩?」
越前が近付いてくる


「いないよ。」


僕は一歩ずつ後退った。
何をこんなに緊張しているんだろう。
返事は一言でしか返せなかった。笑顔が作れない
肩が壁に触り壁ぎわの方に追い詰められたことに気付いた。
にこっと口元だけ笑った越前が僕の襟元をひっぱった。

唇に唇が一瞬触れる

「……越前…?」
驚いて唇に手を当てる
キスされた?!
何が起こっているのか頭で整理できない

動揺しきっている僕ににこっと微笑み越前は言った。
「ねえ不二先輩、付き合ってよ。」

そう言って越前は僕の首に腕を回しもう一度キスを落とした。
さっきの触れるだけのキスとは違ったアツいキス。
「俺、ずっと、不二先輩のこと好きだったんっすよ?」
またキスをする。
僕は何故か抵抗できなかった。いや、したくなかった。
もしかしたら、僕もそうなのかもしれない…
越前が…好き?
ぼっとしたままの頭で考えても考えきれない。

越前は耳元で囁いた
何も考えられなくする甘い声…

 


「ねぇ、だから先輩も、俺のこと好きになってよ。」

 


* あとがき *


短っ!しかも、終わりがきちんと終われてないし!
前回の半分くらいしかないよ!
あぁ、また恥ずかしいものを書いてしまいました(苦笑
もう、書ける時は書き出すと本能のままにスラスラ…と終わる。かってに終わる。(終
わっちゃダメじゃん!・涙
本当は不二リョを書く予定だったんですけど、どうしても不二リョは黒くなりすぎでR指
定止められなくなるので………アホだねあたし。
ということでリョ不二にしてみたんだけど…つまんないですね。ごめんなさい。
ってか不二無駄に白いし…彼はもっと黒い!(言い切り?
でも、黒リョーマも好いかな?(笑
次は、なぁ〜に負けない良い作品を目指します!(良いのか?そんな宣言して
それではこれにて失礼します。
2004,6,19,