Let'sトラブルメーカー☆


「あー…〜。お腹空いた」
「ふーん。そ」
「あ。ひどいC〜。なんかチョーダイ」
「アンタね、膝枕ねだったあとはお菓子をおねだりですか…」
「くそくそジロー!!から離れろ!」
「えー。嫌だC」
「おい。樺地」
「ウス」
「うわ〜ん!いーやーぁー〜!」



お解かりいただけるでしょうか…。あたし、の膝に勝手に乗り込んで来たのは、他でもないジロー。
ジローにくそくそ言ってたヤツが岳人。
樺地に命令したヤツが跡部。実行しちゃったのが樺地。(他に居ないだろ)
こんなうるさい奴らに囲まれてあたしは今日も、マネ業に励むのです!【スチャ☆】


「うるさいわジロー。少しは大人しく寝とりーや」
「だぁって〜。の膝枕じゃないと眠れないC」
「どこでも寝てるくせしてよぉ言うわ」
そういいながらあたしの隣に腰掛けないでくれるかなぁ・・・このエセ関西人!!
「おい、忍足。俺様のの横に座るなんていい度胸じゃねーの」
「いや、いつからあたしアンタのになったわけ?」
「何言うてんねん。俺の、や。」
「いやいやそれも、違うから」
忍足と跡部は立ち上がって睨み合ってるしジローはまだ騒いでるしがっくんは跳んでるし(関係ない)
あーもう…毎回毎回同じ事してなにが楽しいの?
しかもあたしにはちゃんと彼氏が居るの。(後で出てくるから楽しみにしてて!)




「なぁ、
「ん。何よ宍戸」
「いや、お前も大変だよな」
「ホントよ…こんなうるさくってガキな奴らのどこがカッコイイんだか」
「いや顔だけはいいんじゃねーの?」
「はっ。あいにくあたしは跡部と忍足みたいなオヤジ顔は得意じゃなくてね」
「オヤジ顔…プッ」
「そ。ジローくらいならまだ許せるわよ?」
「まあ、あいつは和むもんな」
「そゆこと。がっくんも顔はジロー並みに可愛いけど、跳びすぎ。」
「おいおい」
「あ。宍戸。」
「何だよ」
「後ろ」
「ん〜?…ゲッ」
宍戸の後ろには…レギュラー陣が仁王立ちしていた。
「宍戸、抜け駆けか?」
「俺のと勝手に話していいと思っとるんか?」
と二人でしゃべるなんてムカつくC〜」
「宍戸さん…今回だけは許しませんよ」
あー。なんか空気がヤバいわ。って!
「アンタ達練習はっ?」
ちょいと助け舟を出してみた。
「アーン?これから宍戸をシメなきゃなんねーし、今日は終了だよ」
「待て、俺は何もしてねーぞ!?」
「いっぱいしたC〜」
はぁ…あ。けど、今日はもう終了なんだよね?
「やった〜!あんがと、跡部。じゃあ、もうあたし帰るわ」
「あ。あぁ」
ギャーギャー騒いでる連中を置いて更衣室へ。一時間も早く終わっちゃったなぁ〜。ラッキー!







着替え終わり、さっさと部屋をでて帰ろうとすると部屋の前にさっきの連中が…あー。邪魔…。
、今日帰りどっか寄って行かへん?」
「は?何で」
「いや、久しぶりに早く終わったんでみんなでファミレス行こうかと思ってるんです」
「ふ〜ん。でも、ゴメン。嫌」
「な、何でだよっ」
「え。用事あるし。ゴメンねがっくん。」
何かと思えばファミレスのお誘いかよっ?
。俺様も行くぜ?」
だから何よ…あたしは先を急ぐんだってば!
「あっそ。行ってくれば?」
「あーん、連れないC〜」
あーんって跡部の真似かい?ジロー。けど、可愛いわ…!
「ホントにゴメン」
〜(泣)」
あー。可愛い。くるくる変わる表情がなんとも言えない!!【変態】
「ゴメン!!じゃあね!!!」
ジローの可愛さを振り切り走って正門を出た。(意味わかんねーよ)目指すは埼玉。GoA!



残されたレギュラー陣…
「あーあー。行っちゃった」
「あんなに急いでどないしたんやろか…」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つけるか(よう!)(ましょう)』
付いてくんのかよっ!?



電車に乗って、目的地へ到着〜。
「へへっ。今日は早いからみんなビックリするだろうな〜。」
そして少し後ろにレギュラー陣
「おい、ここって…」
「あぁ。緑山中だ…」
「あの青学にやられたトコか?」
「そうだ」
「レギュラー全員2年でしたよね。」
茂みにみんなで隠れてました。むさ苦しい事この上ない。




堂々と正門から入っていく。それを影から見守る氷帝レギュラー陣。何度も言うけどホントにムサい。
【ここからレギュラー陣は何も聞こえません。&見えません。待機中です((笑】
「お季楽ちゃ〜ん!」
!?」
そう。あたしは緑山中へ来ているので〜す。あぁ。うちのホスト軍団なんて目じゃないわ。ジャニ系緑山万歳!!
。今日はすごい早かったね。どうしたの?」
「茜!!うん。なんか早目に終わっちゃって…」
「そっか。良かったね」
「うん!!」
「んあ?…今日も来たんだべ?」
「うん。出来るだけ毎日来るよ。」
「よっ。今日もちゃんと来てんだ。」
「当たり前。アンタ達と約束してるし」
あたしはその緑山の連中と仲が良かったりして、季楽コーチにあたしが居ると雰囲気がイイ感じになるからって出来るだけ毎日来てくれるように言われてるんだ。



そして今日もフェンスに集ってる女の子達を眺め始めた。
『一斗くぅ〜ん!』
『キャー!!季楽さぁ〜ん!』
あー。ホント凄い。あの人たちはそういうの嫌いなのにねぇ。ほら、お季楽ちゃんがイライラしてる。少しは静かにしてあげなよ。
けど、ここの子たちは氷帝に居るファンクラブみたいに荒くないみたい。
何故かというと掟があるらしいの。《テニス部メンバーの気持ち第一!》《メンバーの恋を応援する!》《抜け駆けとかアリ!》っていうね。だから、何してもリンチなんてもんは無いらしい。
だからあたしも安心して喋れるの!!
あ。れ?今氷帝のジャージが…。ってぇ!何であいつ等居るのよ?まあ、学校の中には入ってきてないし、そこで隠れて待ってるつもりなんでしょうね…。つーかあいつ等ファミレス行くんじゃなかったっけ?何なの一体。ムカつく!!




―――――「〜。?」
「え。あ。茜。うん、何?」
「何って、もう部活終わったよ?」
お季楽ちゃん。茜。一斗の3人が寄ってくる。
「え。うっそマヂ?」
「はぁ。何、何かあったワケ?」
「するどいね、一斗」
そう言ってあたしは氷帝メンバーの居る茂みを指差した。


「あっちからじゃ分からないかもしれないけど、こっちからじゃ丸見え。」
「あー。ホントだ。、氷帝のやつらにも好かれてんだ?」
茜が首をかしげて聞いてくる。
「え〜?どうだろーねぇ?」
「へぇ〜」
「お季楽ちゃん、アンタ仮にもあたしの彼氏。ヤキモチ妬くとか、心配するとか、何かリアクションしてよ」

はい、出たぁ。あたしの彼氏はお季楽ちゃんなのです!ファンの子には悪いけど、モテ顔のこの子はあたしの大好きな恋人なのでした。うふふ。((ぇ

「失礼な。これでもヤキモチ妬いてるつもりだよ」
「「つもりかよっ?」」
やー。茜と一斗がハモった。どーしよ、可愛い…。
「とにかく、俺はあいつ等にはあげないよ」
わーわー。お季楽ちゃんは過激発言ですか!!?もー嬉しいなぁ。


「何ニヤけてんの。」
「一斗…アンタ結構口悪いよね」
「今更でしょ」
呆れた顔をして一斗に突っ込まれた。ホントに優しくないんだから…。
お季楽ちゃんは少し考えてる顔をしていたけどあたしを見て口を開いた。
「じゃあさ、。俺の事そろそろ名前で呼んでよ」
「名前…?靖幸?」
「そう。だって俺だけ呼び捨てじゃなかったでしょ?」
「そういえばそうだったね。ゴメンね。靖幸。」
ホントに気が付かなかった…。だから謝ったら唇に一つ、キスを落としてくれた。
「仲がイイね。もお季楽ちゃんも」
「「当たり前」」
今度はあたしと靖幸がハモった。っていうかココの子たちは目の前でキスしてても驚かないんですか…。そうとうなプレイボーイですね。氷帝のあいつ等でも多分恥りますよ。
「さてと。帰ろうか。けど、あいつ等が居るしね…。どうしようか?」
「お季楽ちゃん、俺達で固めてあげるからさっさと帰ろうよ」
「じゃあ今日は帰りにどっか寄っていこう!」
「うん、じゃお願いする」


一斗は部室に向かって叫んだ。
「よーっし!航たち〜!帰んぞー。今日はたちをガードして帰るんだから全員一緒だ」
そしたらアリのように(違う)みんながぞろぞろと出てきたーーー!!!(ミステリー!)
「ん〜?どげした?ガードっでなにがあっだんだべ?」
「あそこの茂み見なよ」
「げー。埼玉まで来たんだべか?暇人だがら?」
「航…。それってあたしにも言ってる?」
「ち、違うべ。はちゃんと用事があっでココに来てるんだがら」
「うんうん。」
周りが航をかばって頷いている。
「じゃあ、今日はよろしく」
靖幸はそう言ってあたしの手を取った。ぬるい体温が伝わってきて嬉しくなって笑ったら一斗がまた
「ニヤけすぎ」
突っ込んできた。
「うっさいよ一斗」
「あ゛〜腹減ったべぇ」
「航。今日は帰りどっかに寄るから辛抱してよ」
「ん。わがっただ」


――校門から出たところ――


「おい。出てきたぞ」
「あれぇ?が見えないC〜」
「っていうか先輩居るんですかね?」
「何言ってんだ。後ろの方に居るじゃねぇか」
「跡部の所為で見えないんだC〜」
「黙れ」



ん?心なしかみんなの顔がニヤニヤしてる気がする…。
「何でみんなニヤニヤしてんの?」
「え、だって日頃とずっと一緒に居る奴らに俺とがラブラブなとこを見せるんだよ?面白いでしょ?」
「ホントにな。どんな顔すんのか見てみてぇ」
「お季…じゃなかった靖幸、一斗…遊んじゃダメでしょ」
「いーじゃんいーじゃん。ラブラブなとこを見せ付けてやれよ」
この人たちは優越感にひたるのが好きらしい。あたしもだけど。
「じゃあ、目の前でキスするとか」
「あ゛ーそれがいいべ。一番分かりやすいんだべ」
「そーだなぁ。。キスでいい?」
「え…。あー。うー」



「随分仲良さげだな」
「くそくそ。違う学校のクセに俺達より仲が良いなんて許せねーぜ」
「だから静かにしろよ。つけてきた事がバレんだろが」(※すでにバレてます)


――あと少しで目の前…――


「お季楽ちゃん、ディープがいいってよ」
「うん、いーよ」
「いや、待て待てあたしそんな事言ってないってかキスする事自体・・・・・・・んっ」
ってあたしの意見聞かずに実行かよっ!?
――目の前ジャスト!――
とっさに離れようとしたけど強く捕まれてて離れない…。わー目の前じゃん!キスは嫌いじゃないけどあいつ等の前でするのは…嫌だー。するとジローの叫びが…
「わーーーーーーーーー!」


キーーーーーーーーーーーーン(耳鳴り)


ジロー・・・・マジうっさいんですけど。つーか…横目で見れるんだけど、おーい。みんな何、固まってんの?跡部たちは…。
緑山のみんなは突然ニヤニヤしてた顔を引き締めて(航あたりは唇の端がピクピクして笑いを堪えてる…)
「何で東京の人が居る訳?」
呆れたような物言いに跡部はムっとしたのか
「居ちゃ悪いのかよ。アーン?」
「っていうか、そっちにも居るじゃん。東京の、女の子が」
わー反論してきたよ。っつーか靖幸…いい加減離せ…。頭をツンと突付いてみる。
すると、下唇をぺロっと舐めて離してくれた。
「はぁ…はぁ・・・・・・・ったく。早く離せっての。窒息したらどーすんだ!」
「えーっと…。俺が人工呼吸してアゲル。」
「要らんわ!!」
「っていうか!!」
「…何よ。がっくん」
「何でキスしてんだよ?」
た、単刀直入に聞いてきやがった!
「・・・・・・・・何でって・・・」
答えに詰まるあたしの代わりに一斗が口を開いた。
「彼氏とキスする事くらい普通だろ」
「「「「「「彼氏ッ!?」」」」」」
「おー。綺麗にハモってる」
いや、感心するとこじゃないよ純平。
、本当なん?」
「あー…えっとぉ」
救いを求めて横を見ると航は完全に頬が緩んでいた。他のみんなも似たようなもん。まぁ、ここは隠す事でもなんでもないしね。
「そうだよ」
今度は本気で固まった氷帝軍団…。
靖幸はくすりと笑うと
「じゃ、そういう事だから」
そう言ってあたしの肩を抱き、みんなに目配せして歩き始めた。氷帝のみんなはまだ動けないっぽい。そんなに意外だったのかよ…。





「あー。楽しかったべ」
「何でこういう事するかなアンタらは。」
「楽しいからに決まってんじゃん」
「・・・そういう奴らだったっけ?」
「「「「「「「そういう奴らだよ」」」」」」」
あっそ。もう何も言いませんわ。
「怒った?」
「靖幸…。まあまあかな」
「これで機嫌直して」
ちゅ。・・・・・・・ちゅ。かよ。何出来た男気取ってやがんだコノヤロー
「直った?」
あー。クソ、可愛い。もう何でもいーや。許しちゃえ
「うん」















 


**あとがき**



はい。長いの一言に限りますね。色々省く事も考えましたがせっかくなんで氷帝の日常も入れとこうかというワケです。
今回はホスト軍団氷帝メンバーに見向きもしないでジャニ系緑山と仲のすごい良いヒロインを書きたかっただけなんです。しかも季楽の彼女オチ。緑山はいたずら好きなんです。(果たしていたずらと言えるのか…)
だが!緑山はキャラが被る…。イチイチ説明をつけなきゃ誰が誰だか分からん。((笑
                                          2004.6.5