愛妻家の朝食
午前5時55分、
私はいつものように6時に目覚まし時計が呼ぶ前に目を覚ます。
隣に寝ている愛しい人を起してしまわぬように静かに目覚ましのタイマーを切り、
ベッドからするりと抜け出し部屋をでる。
カーテンを空けるとまだ薄暗く、少しだけの朝日が床を照らしていく。
私は寝間着のまま、軽く支度をすると台所に立った。
作るのは朝食とお弁当
景吾さんのお家なら私なんかがご飯作らなくっても、
高級料理店も顔負けのおいしい料理を食べれるのに…
それでも彼は私の料理を食べたがり、いつも美味しいと微笑んでくれる。
だから私はいつだって負けないように頑張って料理を作るのだ。
そして私はいつものように着々とお弁当と朝食の用意をすましていく。
朝食を3セットテーブルの上に並べると次は旦那様達を起しに行かなきゃね。
寝室に戻るとまだ寝ている愛しい人
「景吾さん起きて。」
そう言って体を揺すると、こっちをむき、うっすらと目を開く。
綺麗な整った顔立ち…
見惚れていると景吾はにっこりと微笑む
「…」
私の名前を甘い声で呼ぶ
「景吾さん。早く起きないと会社に遅れますよ。」
微笑みながら言うと景吾は悪戯な笑みを浮かべていった。
「キスしたら、起きてやっても良いぜ。」
////まったく…と呟きながら私は景吾の口元にキスをした。
旦那様を起した次に、もう一人。
私は子供部屋のドアを開ける。
「起きなさい。」
優しい声でベッドで眠る可愛い我が子を起す。
今年で小学2年生になる息子はまだ眠いと目をこする。
はぁ…なんて可愛いんでしょう。
見目は景吾さんそっくりだし…って見惚れてちゃだめね。
遅刻させてしまうわ。
「ほら、遅刻するわよ。」
体を揺すって起すとゆっくり両手をこちらにのばして
「母様がキスしてくれたらおきる…。」
まったく…本当に父子そっくりなんだから…
はぁっと溜息をつきつつも、私はおでこにそっとキスし、を起した。
二人に焼きたてのトーストと目玉焼きをだす。
今日のデザートは苺。
…をだしたらが景吾のほうを指差して言う。
「母様!何で父様のほうが苺大きいの!?」
「あら、数は一緒よ?」
「あーん?そりゃ俺様のほうが愛されてるからに決まってんだろ?」
「父様うるさい!黙ってて!」
はムッとして景吾をにらみつける
はぁ…何で毎朝同じネタで喧嘩できるかなぁ…
「ねえ。母様ぁ〜僕のこと愛してないの?」
甘え声で見つめるの頭を撫でながら優しく答える
「愛してないはずがあるわけないでしょ?は私たちの宝物よ。
ほら、お母さんの苺あげるから…。景吾さんも話をややこしくしないでください。」
そういって自分の小皿から苺をもってきての小皿に入れた。
「ほら、母様僕のこと愛してるって!僕大きくなったら絶対母様と結婚するもんね。」
そうが言うと景吾は私を抱き寄せて
「ばーか、は俺様のだぜ。」
そんな子供の前でぇ〜
「景吾さん?!」
「だろ?」
って笑みを浮かべ私の顔をのぞく
まったく…////
「あ〜父様ずるい!母様は僕のなの!」
「あ〜もう、二人とも!」
朝からバタバタと忙しいのに…
それでも可愛くて仕方ないから、二人とも大好き。
「ほら、。早くしないと学校に遅刻しちゃうわよ。」
そう言いながら、苺を食べおわったにお弁当をわたす。
「母様。いってらっしゃいのキスして。」
そう言って抱きついてくる我が子のほっぺたにキスをすると、はご機嫌で学校へとむかった。
ドアの所で見送っていた私を景吾さんが後ろから抱き締めた。
「景吾さん?」
「は誰にもわたさないからな。」
耳元でささやかれる甘い声
「たとえ息子にでも」
「あら、景吾さん、自分の息子に嫉妬してるの?」
クスクス笑うと景吾さんは
「あーん?あいつだからだよ。なんてったって俺様の息子だぜ。」
そう言いつつ景吾は目をそらした。
顔を少し赤く染めている
「まあ、俺様の敵じゃないがな!」
景吾さんらしく良い放つのを見て私はふふっと笑った。
「愛してますよ景吾さん。」
そう言った私を見つめ、景吾さんは甘いキスをくれた
「愛してるぜ…。」
end
++ あとがき ++
はい、きのの連載第一段です。
この話はもう何ていうか、私の妄想ですね。
マザコンの息子って可愛くないですか?(人によっちゃあ嫌悪するか…苦笑
とにかく、景吾さんが自分にそっくりな息子にやきもち妬く設定で書きたかったんです!
綺麗な同じ顔から愛されたい!(変態
これ、連載って言いますか、読み切り連載なので、シリーズみたいなものです。
このあと、この話の続き…と言うか番外編?みたいな感じで3、4編書くと思います。
でも、きののペースは遅いので、気長に待ってやってください(ォィ
はい…
いつもあとがきが無駄に長くて済みません。
それではこれにて失礼します。
2004,7,4